説明不足で申し訳ありません。「専門家が少数しかおらず、身元が明らかな方はさらに少数。」と書いたのは、法案作成の過程で、専門家を集めて、審議会を開き、意見をまとめてもらうのが通常のプロセスになっているからです。また、身元が明らかで無い方は、国の法案の審議には呼べないです。

JGPのような大規模な制度変更を必要とする法案の作立・立案には、どんなに急いでも２年はかかります。さらJGPには先行例が無く、法案のたたき台が見当たらない。専門家が少数しかおらず、身元が明らかな方はさらに少数。中心となる厚労省は、新型コロナ感染症で手一杯。どう考えても、JGPはコロナ危機への対応には間に合わないにもかかわらず、あくまで個人的な感想ですが、直ぐに実施できるような安易なツィートがJGP支持者には多いように思われるのですが、どれくらいの期間で、実施できると考えておられますか？

人の尊厳を保つというが、どうやって尊厳を担保するのか？

働かないことに対する風当たりが強くなってしまう。

社会的に意味のある仕事の賃金が、実質的な最低賃金となってもいいの？

JGP参加者とサービスを受ける人にとって重要な意味があるが、それがわからない人からの誹謗中傷が発生する

仕事の内容が本人にとって、意味を感じることができず、やりがいのない仕事になってしまう。

既存の民間事業との重複が起こる可能性がある（あとから企業した会社や、事前の調査でわからなかった会社）

仕事における身体的・精神的負担がJob間で大きな差があるにも関わらず、同じ金額を支給されることに対する不平不満が出てくる

時間給と限定することで、Jobと認められる範囲が非常に狭くなってしまう（家事、育児、介護など）

一時的な物価の上昇により、中小企業の多くが廃業してしまう可能性がある。

JGPから民間企業への流出が思ったよりも進まない

材料費も公費で賄われるが、その材料を提供する際に、あらたね利権が生まれる

Job Bankに十分なJobが準備されない

実施するにあたり、対応する役所やNPO、賃金設定などなど、具体的な制度設計が行われていない。

個人が提案したジョブ（仕事）が対話なしに否定される

特にJGPの待遇を良くして民間雇用に移行しにくくした場合、供給能力を単純に圧迫してインフレ圧を高めるだけの結果になりますね。

しかもそれを「JGPの改善案」として言い出す人間が絶えない問題……

JGの対象範囲

不法移民にまで対象範囲を拡大することは、国内に非常に大きな混乱を招く。

賃金の設定

ある程度jgpを使う人の供給能力を反映するべきだけど、計るのが難しい。最低賃金の額。ほかの社会保障との連携をしないと足りない場合があるのは当たり前だけどその兼ね合いがうまくできるかどうか。

説明の順番として、まず仕事をせずに人類は生きていくことなど出来ない、という事実を理解してもらうところからかなと。そして金を稼ぐ為に働くという考え方や、働く内容や能力に価値をおく考え方ではJGPに到達出来ないかなと。価値があるとすれば仕事に対する取り組み方、姿勢であると思いますので口を開けて目が笑っている笑顔

相談員に相当な知識、センス、といったあらゆる才能が必要に感じてます。

相談員の人員不足も心配

1.新しい概念なんで不確定要素が高く、やる人によって悪用される恐れあり。

2.そもそも緊縮前提ではできないしやっても国民のためにならない可能性が高い

3.国家レベルでどういう国にするか、価値の定義がされてなければできない

全ては人間の認知をたださなければならないんですが、私は2と3だけですむ、税制や公務員比率を80年代に戻すが手っ取り早いかと思ってます。

他人事みたいに考える人が大量に現れること

その人の今の仕事が不必要になってクビになったら何ができるか？

こういう発想なしでJGPの具体的な仕事をわざわざ考えようとするヒトが後を断ちません。

地方行政、地方の商工会、社会福祉協議会、地方自治体、農協、学芸員、博物館、学校、大学、地方企業、医療機関、様々な関係者が協力しないとJGPは機能しないと考えてます

他機関多職種の連携、オーガナイズしていく専門家(広い視野持ったソーシャルワーカーとかいんじゃないですかね)が必要かと。

しかし、日本のソーシャルワーカー≒社会福祉士は、あくまで医療福祉ぐらいしか知識ないです

そうしたソーシャルワーカーや、各種機関を繋いでいく専門家なり、相談員を育てるのは、困難だとも感じてます

roryさんによるブログ記事

徒然JGP[1] - JGPに対する懸念と批判

https://rockofbuddhism.hatenablog.com/entry/20210130/1611992943